皆様へ

ARCDEUXより皆様へ
ライブハウス存続についてお知らせとお願い

1988年以来、たくさんの方に支え愛され
今日に至り、京都のライブハウスでは老舗と言われるまでに
歴史を重ねて来ることができました。
本当に感謝しかございません。
ありがとうございます。

そして、アークデュウはテナント契約条件として新たに設けられた
「2020/5/31までに防音設備完備」という重要課題をクリア
出来ずにおり、皆様に寄付の形で援助を求め
結果、たくさんの方々によるご寄付、応援メッセージを頂き
作業も一部ですが着実に進めてまいりました。

テナントオーナー様にも経過を伝える中
皆様のお気持ちと防音作業を進める姿勢を考慮してもらい
防音設備は完了していませんが、契約の更新が認められ、皆様へご報告しようとした矢先
今回の新型コロナウイルスによる緊急事態宣言となりました。

3月は9割がキャンセルや延期、その後の
4,5,6月(休業要請による臨時休業含む)は
廃業に至るレベルで営業が入らず。
必死に足掻き、皆様への支援を求め
なんとか繋ぐ事が出来た大切な糸が更なる苦難に切れかけています。

私達にはまだ使命が残っている。
こんな事で幕を引くなんて絶対にしたくない。

現在、行政が様々な事業持続化に向けた支援を打ち出してくれていますが、
音楽業界をはじめ、私共ライブハウスの
リアルな負担はそれに及ばないくらい大きなダメージです。

音楽を愛し、バンドやエンターテインメントを愛する方々
プレイヤー、オーディエンス全ての方のたくさんの思い出
サークルさんや学生さんたちの音楽を通じて育んだ
大切な青春の場所、何がなんでも守り抜き存続させる。
まだまだやりたい事があるんです。

正直に情けないです。自分の力では
どうすることも出来ず、皆様に協力を貰ったその先にまさかこんな事態になろうとは。
負けない気持ちだけではどうすることも出来ません。
ですが、どんな形になろうが頑張ります。
アークデュウを続けていく為。

そこで皆様には新たにご協力のお願いがあります。
近日中、アークデュウ存続の為のクラウドファンディングを立ち上げます。
正式な発表はHPやSNSでお知らせ致します。

どうかアークデュウを続けさせて下さい。
何卒、よろしくお願い致します。

LIVE SPACE ARCDEUX
代表 林 朋也